猫の恋やむとき閨の朧月

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映画「この世界の片隅に」を観ました

 

ねこなべです。

 

皆さんはこの世界の片隅にというアニメーション映画をご存知だろうか。

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2016年11月に公開された「この世界の片隅に」は、

本当に数多くの賞を受賞した、素晴らしいアニメーション映画です。

また、この映画はクラウドファンディングで広まった映画で、最初は63スクリーンという少ない規模での公開ではありましたが、作品を観た人たちの有志や宣伝により、公開3ヶ月で5倍の数の劇場数。また、累計動員数は200万人以上・興行収入は26億円を突破。公開から1年以上経った今もなお、公開されているロングラン映画です。

 

2016年といえば「君の名は」が話題になりましたね。

その興行収入は250億円とも言われており、世界中に公開されました。

あの「君の名は」を抑え、第40回アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞を受賞した『この世界の片隅に』。いったいどんな作品なのか。

 

舞台は1930年後半の戦時中の日本。

主人公の「北條すず(旧姓:浦野すず)」は、東洋一の軍港の街、広島県呉市で海軍で働く男性「北條周作」の家へ嫁ぐことに。日本は戦争中で、食料は配給制。兵隊が街を見回り、異国の者へ立ち向かうために、兵隊が日本の軍事や敵国の兵器などの講習があったりなど。戦争の真っ只中にいた。

戦争が進むにつれ、暗い影というものが漂っていき、軍港の街である呉市は敵国からの空襲も多く、人々を不安にさせる日々が続いていた。

そんな辛く悲しい生活のなかに、小さな幸せを見つけ、懸命に生きていこうとする主人公・すずの姿や、この世界で生きる人々の心温まる繋がりが、生きていく希望のような感じがしました。

「戦争」という重たいテーマではありますが、改めて戦争を経験して生きてきた人々の心情や生活様式を知ることができる作品だと思います。年齢を問わず、様々な人が見れる映画。ぜひ見てほしい映画です。

 

僕が印象に残っているシーンは、晴美ちゃんが亡くなってしまったシーンです。

あのとき、自分が反対側を歩いていれば晴美ちゃんが死ぬことはなかった。

ここで、すずが葛藤するシーンが描かれているのですが・・・

ネタバレになるので、あまり話さないようにします。

物語の最後。日本は降伏を宣言し、終戦へと向かいます。すずは戦争中、いろんなものと戦い、いろんな人の悲しい現実を目にしてきました。なのに、日本は負けてしまった。自分はまだ戦争と戦っているのに、負けを認めてしまった。そのことが許せなかった。というシーンがあります(あったはず)

だけど、夫である周作に「すずさんがいてくれるだけで自分は十分だ」と言い、その言葉に、すずはようやく自分の居場所を見つけました。「この世界の片隅に」自分が安心していられる場所を見つけるのでした。

 

1回だけとは言わず、2回、3回と見たくなる作品でした。

ぜひ、みなさんも「この世界の片隅に」を観てはいかがでしょうか?

 

ではでは、ねこでした。

 

 

文責  ねこなべ