猫の恋やむとき閨の朧月

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映画「東京難民」を観ました。

 

ねこなべです。

今回、映画「東京難民」を観ました。

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※ちなみにこちらの映画はR-15作品。これは監督自らの意向で、スマホとパソコンに依存しがちな若者(特に高校生)に観てほしいという思いから、R-15に指定したそうだ(wikipediaより引用)

 

※ここからは、ネタバレ注意です

では、この映画の内容を少しだけ紹介していきます(最後まで書いたら、ほぼ映画の紹介してました)

 

主人公・時枝修を演じるのは「中村蒼さん」ごく普通の大学生で、いつも通り友達と大学に行く途中で、ある事件が起こった。

大学に入る際、学生証を機械にかざして入るのだが、それが反応しない。不思議に思った修は、学生課へ。そこで告げられたのは「除籍」だった。

両親からの学費が半年間未納であったため、大学側は除籍という措置を下したのだ。

 

その措置を受けた修は大学を中退。両親、実家ともに連絡が取れず、なぜ両親は学費を払わなかったのか確かめることができなかった。

意を決して地元の北九州に行くも、実家には誰もおらず、頼れる人は、皆いなくなっていたのだった。

 

東京に戻り、家に帰るのだが、そこでも一つ事件が起きた。今度は生活費が底を尽きそうになったということだ。あれこれバイトをするのだが、自分の割に合わない仕事であったり、勧められた仕事も少し違法まがいなものであったり、人間関係が上手くいかなかったりと、踏んだり蹴ったりの日々が続いた。

 

そして、なんとか家賃を払うことができる額まで貯め、家賃を払うのだが、賃貸借契約を強制的に切られてしまい、自分の住む場所すら失ってしまう。

 

その後は、だいぶ話しをすっとばして。

修が流れついたのは、ホストの世界だった。そこで「茜」という指名客がつくことに。最初は安い酒を頼んでいたが、次第にエスカレート。心配になった修が声をかけるが、そんな優しい心を持つ修に、茜は惹かれていく。

 

その後、修はホスト仲間と共に生活をするも、とある出来事で、店の幹部から追われる羽目に。店を逃げるように出るのだが、店に通い詰めていた茜は「いつか帰ってくる」と、それが叶わないことを知りながらも店に通うも、莫大な借金を抱え、働いていた看護師の仕事も辞め、ソープランドで働く身になる。

 

そのことを知った時、修はホームレスとなっていた。逃げた先に、ホストの幹部が押し寄せ、何もかも奪われたためである。

 

修は、ゴミ箱から雑誌や新聞を漁って、街頭で売る。これでお金を稼いだのだが、ある日、ゴミ箱からソープランドのチラシを見つけ、そこで茜がソープ嬢になっていたことを知る。

 

チラシをもとに店に行き、茜を指名。

「これから少しずつお金を返していく」と話すも「もうお金のことはいい」と、過ぎたことに、もう修も自分も責めないようにしたのだった。この言葉に、修は少しだけ救われた気持ちになりました。

 

最後は…まぁ、最後は書かないようにしよう。。。

 

この映画を観た感想としては、リアリティある世界観と、現代の社会問題に切りこんだ、格差社会というものを痛感させられる作品でした。

「平凡な生活を送る」ということに対し社会というものは非情で、一度堕ちたら二度と戻れないほどに、残酷な現実が待ち受けており、人間のクズな部分が出てしまう。

人間は堕ちて、堕ちて。堕ちた先に見えるのは「絶望」か「希望」か。非常に考えさせられる作品でした。

 

この映画。とても重たい作品です。しかし、僕自身こういう作品好きなんですよね。以前ブログにも書いた、映画「葛城事件」とは違う重たさがあって、とても素晴らしい作品でした。

 

ちなみに。

この映画の主題歌に、高橋優さんの「旅人」という曲が起用されています。高橋優さんの曲は、昔から好きでよく聴いているのですが、この曲も素晴らしいです。映画の内容と合った歌詞で、映画を観終わったあと、心にジーンとくるんです。

 

この曲に好きな歌詞があって

『頼れる人失って、愛されていたことを知った。帰れる場所失って、旅は始まった』という歌詞です。

この映画と重なる場面があり、この曲を聴くたびに、そのシーンが頭の中に思い浮かびます。

 

ぜひ「旅人」聴いてみてください。

高橋優「旅人」 - YouTube

 

そして、この素晴らしい映画も。

ぜひ観てほしいです。

 

ではでは、ねこでした。

 

 

 

文責  ねこなべ