猫の恋やむとき閨の朧月

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映画「湯を沸かすほどの熱い愛」を観ました

 

ねこなべです。

 

今日は、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」を観ました。

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前々から観ようと思ってたのですが、ある人に「オススメです」と言われて、感化されてすぐ観たくなった次第です笑

恐れ多いですが、こちらの映画の感想を書いていきたいと思います。

 

・・・の前に、まずは作品紹介。

 

宮沢りえさん演じる「幸野双葉」は、銭湯『幸の湯』を営んでいる。いたのですが、夫であったオダギリジョーさん演じる「幸野一浩(かずひろ)」が、突然家を出てしまい『幸の湯』が休業となってしまう。

 

それでも、持ち前の明るさと元気さで、パートをしながら、杉咲花さん演じる、娘の「安澄(あずみ)」を育てていく。

しかし、そんな双葉に、良くない知らせが入る。

 

「あなたの余命はもって、あと2ヶ月か3ヶ月でしょう」

 

双葉は、末期ガンで手術や投薬治療をしても、もう治らない状態まで病状は進んでました。双葉は、その余命宣告を受け、あることを決意します。

「残りの人生で自分のやるべきことをやりたい」自分が生きているうちに、自分に関わってくれた人の「何か」を変えられるような生き方をしたい。

僕の解釈としてはこんな感じです。

 

双葉がやりたいこと

  • 家出した一浩を連れ戻し『幸の湯』の営業再開をさせること
  • 気弱で優しすぎて、引っ込み思案な安澄を独り立ちさせること
  • 安澄をある人物に合わせること

 

ここに挙げたのは、ホームページに載っている「やるべきことリスト」なのですが、本当はもっともっとやるべきことはありました。これは作品を観てからのお楽しみ。

 

ここからは、僕の感想を。

まずは、これを言いたいです。宮沢りえさんの演技が、本当に素晴らしかったです。誰かのために、自分の身を顧みずに尽くしてあげる姿は、感動的でした。

物語が進むにつれ、宮沢りえさんが病気が進行し、弱っていってしまうのですが、その演技も心が痛くなってしまうほとで。。。

 

また、杉咲花さんの演技も良かったですね。一浩がいなくなってから、一年間。双葉を支えてきたのは、安澄の存在でした。自分のことに対して何かと言ってくるお母ちゃんだけど、年頃の女の子だから、ウザいなと思ってしまうけれど、そんなお母ちゃんが大好きで。

 

物語の最初から最後まで。この作品は安澄の成長記録でもあったと思います。そして、一番「泣くシーン」が多かったのも安澄だったのではないだろうか。本当に素晴らしい演技でした。

 

あそこがああだった、ここがああだったと説明しようと思うと、映画のネタバレになってしまうので、できないことがもどかしいのですが。

最後、幸野家の家族、そして双葉に世話になった人、勇気や目標をくれた人たちが、双葉を送り出したシーン。

 

僕はあの時、温泉の湯を沸かすボイラーに、赤い花と「双葉の骨を燃やしたのではないだろうか?」と、勝手に考察しました。幸野家族が双葉に包まれるように、温かい気持ちになれたのではないでしょうか。

 

「湯を沸かすほどの熱い愛」

僕は最初、宮沢りえさん演じる主人公の大恋愛映画だと思ってました。名前だけでそんなイメージがあったので笑

しかし、それは全然違いました。

 

双葉が生きてきた証や想いが、残された人の気持ちを奮い立たせ、目標をくれた。心が熱くなり、それは湯が沸いてしまうほど熱い。双葉からもらった熱い愛を、これからも続けられるように、大切にしていく人間ドラマなんじゃないかなーと、思いました。

 

 

はい、そんなこんなでね。

とても素晴らしい作品でした。

こちらの作品は『第40回日本アカデミー賞』で6部門の受賞。うち2部門では最優秀賞。また、第90回アカデミー外国語映画賞の日本代表作品として出品された作品でもあります。

 

これだけ多くの方たちに観てもらいたいとなった作品です。公開されたのは2016年の作品で、今はDVDもあり観ることができるので、ぜひ、皆さんにも観てもらいたいです!

 

ではでは、ねこでした。

 

 

文責  ねこなべ