猫の恋やむとき閨の朧月

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『ぼくは愛を証明しようと思う。』を読みました

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『ぼくは愛を証明しようと思う。』藤沢数希(2018年4月-文庫化)

 

感想

2018年4月に文庫化した『僕は愛を証明しようと思う。』

ドラマ化したり、マンガにもなったり、前々から気になっていた本でしたので文庫化を機に購入しました。

この手の本はLove理論とかラブホの上野さんもそうでしたけど、「なぜ、ここまで人気作なのにモテる男は増えないのか?」その疑問に尽きます。
本作でも様々な技と理論が、しかも順を追って紹介されています。とてもわかりやすかったです。実際に街コンやストナンへ繰り出してみたくなる本でした。

非モテコミット→モテ男へ
こんな華麗な転身を遂げるなんて、男としては憧れますがそんな上手く行く世界が存在するんだろうか。

"恋愛工学"に基づく行動指針。
読みながら色々なことを思慮しました。

 

①長い片思いのデメリット

まず、自分の原体験と紐付いて考えさせられたのはこの点です。

1人だけをずーっと思い続けることは本書でいうところの「非モテコミット」の典型です。たどり着くのは「キモい」と思われるか、搾取されるかであるそうです。

 

たしかに、片思いが長くなる最大の弊害は”恋愛経験の未熟さが増す"という点に尽きると思います。恥ずかしながら自分もそのひとりだという自覚はすごくありまして、22歳のままずーっと止まっている感じがしています。

THE 非モテコミット!!

 

しかし、世の中には長い片思いが実ったという実例も多数存在しています。

一体何が違うんだろう・・・?

そのヒントは以前読んだ『がんばる理由が、君ならいい』を改めて読んで見つけました。

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なんか言わんとしていることが同じことのような・・・気がしたのです。

誰か1人と真っ直ぐに恋愛するのも、多数の女性からモテるのも結局は”女性に幸せを与える”という点では同じことなんだなと思いました。

対象が1人なのか複数なのかの差であって、それらと対局にあるのが「キモい」。

私が今いるのはその「キモい」なんです。

美しくもなんともない、女性からしたら迷惑千万なポジショニングです。

 

②「キモい」からの脱出を目指して

ここは本書の中の次の一文に尽きると思います

イケメンや金持ちより、単に他の女にモテている男がモテる、という恐ろしい事実だ。これがモテスパイラル現象と言われるものだ。

1人を想い続けるのが悪いんじゃない。

その人以外を眼中に入れず、”モテる”努力を怠ってきたことが問題だったんだ。

好きな人に振り向いてもらうために努力をするプロセスの中で、正しく努力をしていたら自分を好きになってくれる人も現れて然るべきだったんだと気づきました。

 

実際問題、この5年間1人としてそのような人はいませんでした。

モテとは対極のキモ街道を真っしぐらだったんですね。

 

でも、今努力してる方向性はちゃんとモテの方角へ向かった努力だと思えたので

あとは自分の成長スピードの問題ですね。

 

③仕事や生活でも言えること 

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 以前、『愛とためらいの哲学』を読んだ時にも書いたけど

恋愛となると特別なものとして考えてしまう

いやいや、恋愛だけで本書の内容をそのまま間に受けて実行に移していたら街コン・ストナン・クラブ・・・ただのお猿さんやん。

大事なことなので最後にしましたが、恋愛でモテることに活かすというよりも

「これ、仕事の方が活きるんじゃない?」

と途中まで読んでそのスタンスに切り替えて読み進めました。

 

「出会いのトライアスロン」とか

まさに今やってる飛び込みのアポ取りとかに使えそうな手法だったし、営業の筋トレってたくさん行動して断られらたり怒られたりすることに慣れることですし、まさに出会いのトライアスロンだなって!

きっと営業だけじゃない。学校の先生でも事務の仕事でも公務員でも活かせることたくさん書いてある本です。

 

他にも友達関係だったり、家族関係だったり、趣味だったり・・・

恋愛ってフィルターで読むとゲスofゲス、キョロ充、クズって思うけど

他のフィルターで読むと学べることたくさんありました。

 

まとめ

「やっぱり読書って自分の視点を持って読むのが楽しいな」

改めてそう思わさせてくれた。そんな1冊でした。

小説として読むにも面白いのですが、いかんせん諸々のテクニック名や理論に意識を持っていかれてしまうので自己啓発×小説って感じの本だと思います。

 

恋愛に悩める人はとりあえず一読の価値があるのでは??

 

ぼくは愛を証明しようと思う。

ぼくは愛を証明しようと思う。